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11月17日 龍田神社の秋  
紅葉の時期には少し早い11月の半ば。そろそろ色づく紅葉を求めて奈良 斑鳩の里にやってきました。
この日は園長お気に入りのアンティーク着物のお店が開く日。
着付け教室に出かけてそのまま大和路線にゆられてお出かけ。
着物店のオーナーは若い姉妹のお二方。

いつも素敵なアンティーク着物を
手がけていらっしゃいます。

来年には建て替わるお店に名残をおしみつつ、
いろいろお話をお聞きしたりしながら
まったりとお買い物。
お土産に庭先の柿の実をいただきました。

本日にこる☆は家に昔からあった小紋と
師匠が仕立て直してくれた道中着といういでたち。

あとから追っかけてきた影と合流して紅葉探しにいきました。
斑鳩(いかるが)の里は聖徳太子縁の地。
由緒ある寺社仏閣がたくさんあります。

日本には八百万(やおよろず)の神がおわし、
春夏秋冬を司るのは女神さま。

五行思想では、秋は西に通じ、
かつて平城京の西 竜田山は古くから紅葉の名所
として知られていたそうで、
その美しさから秋の女神『竜田姫』が住むと
信じられていたとのこと。

『竜』(たつ)が『裁つ』に音が似ているため、
裁縫の女神としても信仰されたと聞き
お針子としてごりやくを。。。と

龍田神社へやってきました。

こちらは三郷町の龍田大社の分社?

聖徳太子が法隆寺の鎮守としてたてた
新宮にあたるそうで、神紋は
『紅葉』。 

神社のあちこちに紅葉紋がみられます。

手水鉢の下にも。。。☆





まずはご利益をいただくためお参り。

そこにもここにも紅葉紋


お賽銭箱にも(・・)





藍:
綺麗ですわね。。。


まだまだ秋は始まったばかりなのに、
境内の紅葉は綺麗な紅に染まっています。



蓮:
ほんとうに!藍ねえさま(^^)
紅葉の紅に染まりそうね^^





蓮:
ここだけすっかり秋ですね。


藍:
百人一首の歌を思い出しますわね。


『千早振る 神代も聞かず竜田川 
           唐紅に 水くくるとは』

神世の昔、川面を覆った美しい唐紅の
紅葉の色はこんな色だったのかしら



蓮:
ひゃ、ひゃくにんいっしゅ?(・・)
←知らないらしい

蓮:
藍ねえさま 紅葉ってかわいいですねぇ^^






藍:
ほんとに。。。かわいくて綺麗ですわね^^



影武者:
さすが 秋の女神ゆかりの神社だのー





蓮:
真っ赤な紅葉 おいしそうですねぇ〜♪



園長:
こらっ!(^^# なんでも食べちゃだめよっ!
龍田姫様がお怒りになられるわよ?!
  


蓮:
はぁ〜い♪


蓮:

ねえ、園長さま
今年も紅葉狩りの季節を無事むかえましたね。


園長:
うんうん^^

今年は残暑が厳しかったから心配したけど
いつもどおり綺麗な秋になりそうだね。

藍:
昨年の今頃、わたしは蓮園にきたんですわ。。。
(しみじみ)




影武者:
一年はあっというまだったのー。。










柿の木もすっかり秋色。










斑鳩の里の秋のはじまり。
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2007.11.26作成