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5月26日  奈良 花巡り  
あじさいの花が咲いているかな。。。と蓮園一行(園長)は大和郡山市の矢田寺にやってきました。
あじさいは古くから日本自生の花だそうで、語源を本でみると「集真藍(あづさゐ)」ということでした。
集=あづ(ものが密集すること)真=さ(真実)藍=ゐ(藍色)本当に深い藍の花なのであじさいといったとのこと。 
(参考文献:花のある暮らし 栗田勇)   ということで、あじさいはの花ということに(^^)☆

別名「あじさい寺」とも言われる
矢田山金剛山寺(通称矢田寺)
大和郡山市の矢田山の中腹に、
1300年の昔天武天皇の勅願により設立されたと
いう由緒あるお寺で、初夏には広いあじさい園に
一面にあじさいがさきみだれます。


蓮園一行はちょっと早いですが、
あじさいが咲いているかと訪ねてみました。

門をくぐってしばらく、かなり急な階段を
延々と登るのです。

とても見晴らしの良いお寺なのでした。


長い長い階段を木立の中登ると
左右に僧坊が並ぶ参道が開けます。

参道はまっすぐに
正面矢田山を背景に建つ本堂へと続きます。

手水鉢でまずは手を清めて。。。

鉢に注ぐ水は、裏山から引いてきた清水だそうです。


お堀には小さなエビ(!?)が泳いでいました。

お堀の手前にはあじさい園が広がります。

まずは本堂にお参り。

ご本尊は日本最古の延命地蔵菩薩を
安置しています。



平成の大改修を終え、綺麗になった本堂は
朱塗りが目に鮮やかでした。

すっかり彩色がとれてしまった
お地蔵様が。。。。
びんずるさまとおっしゃるそうです。

:おやさしそうでりりしいお顔の
   お地蔵様ですわね。。


藍はどうも、りりしいお顔に弱いようです!?




矢田寺のご本尊延命地蔵様は
普通のお地蔵様のように錫杖(しゃくじょう)を持たず、
右手には、阿弥陀仏の印を結ぶ・・・という、
「矢田型地蔵」と呼ばれているそうです。


こちらも同じく矢田型の「味噌なめ地蔵」さま。

いいつたえによると。。。

その昔お寺の近くに住む
おばあさんが自家製のお味噌を作っていて、
おいしい味噌ができずに困っていたところ、
夢の中にでてきたお地蔵様が、
味噌を食べさせてくれたらおいしくしてあげる。。と
おっしゃったそうです。

翌朝おばあさんは矢田寺の参道で
夢に出てきたお地蔵様に出会い、
早速お味噌を食べていただいたところ
お味噌がとてもおいしくなっていた。。。



ほのぼのしたお話ですね〜^^、
それ以降、お味噌を塗る人が続き、
味噌なめ地蔵様と呼ばれたと。。。


矢田寺のあじさい拝見。。。。☆

綺麗なピンク色の花が満開でした♪





。。。。。。。ウソ☆


本当は、本堂に貼ってあったポスターを背景に
一枚記念撮影。



なぜかというと(・・)







:。。。まだまだつぼみですわねぇ




あじさい園のあじさいはまだまだつぼみ(^^;

わずかに3〜4輪だけ 色づいた花がありました。



:ほっ。。。 咲いている花がありましたわ




すこしずつ色づいていく途中のあじさいの花

きっと6月はじめくらいから見頃になるのでしょうか?


青いあじさいに会えてよかったですわ。
   わたしの花ですものね。。。




お地蔵様がたくさんおられる矢田寺。




沙羅の樹(夏椿)はまだつぼみ。

玉虫色の綺麗な虫がとまっていました。





また花が咲いた頃、来ることができるでしょうか。
山から下りてひとやすみ。

お参り道にある茶処「大久ら」さんに立ち寄りました。


和風の素敵なお土産や、
手作りかきもちや梅干などがおいてあり、
見晴らしの良いテラスにも
お席がもうけてあって
奈良の景色が楽しめます。



玄関右にあった鉢にはめだかが!



お店は広々として、囲炉裏のお席、
床の間のあるお座敷のお席、
テラスのお席がありました。


お寺ではまだ咲いてなかった沙羅の花が
花器に生けてありました。
お店の庭には、気の早い沙羅の樹があるそうです。





蓮園一行は見晴らしの良いテラスの席へ。





あちこちに花が。めずらしい綿も実をつけていました。



壁には古い農具がかかったり、
とても素敵な雰囲気のお店です。

お山に登ってのどがカラカラ(^^;
影はアイスコーヒー(かきもち添え)
園長はグリーンティのお席(お茶菓子付)



女将さんが庭のあじさいと沙羅の花を
添えてくださいました。


女将さんのお心遣いに藍は大喜び☆


:お寺にはあじさいはまだ
   咲いていませんでしたけど、
   とってもうれしいですわ♪


テラスの毛氈をひいたお席には
お揃いの絣のちいさなおざぶとん。




:かわいいおざぶとん。。。☆
  わたしにもつくってほしいですわ。


園長。。。(’’) そのうちね。。。(汗)







:つばめがとびまわっていますわねぇ☆


京都でもつばめが人を恐れずに
仲良くとびまわっていましたが、
ここ大和郡山でも同じくつばめが
ぴちぴちとしゃべりながら
とびまわっていました。



お店には本当にあちこちにお花を飾ってあります


ガラスのテーブルにもあじさい模様。

:また来たいですわ。


園長:
あじさいが咲く頃、また来ようね^^


最後に出会ったお花をご紹介


:矢田寺への石段の両脇には
   たくさんの桜が植わっていて
   みんな実を結んでいるんですのよ。
   ちいさな赤い実がいっぱい落ちて
   いましたわ



きっと桜の頃も 綺麗なんだろうとおもったり。


:少しかわったガクのカタチのあじさいが
  お寺への道にあるお家の花壇に
  咲いていたんですわ。


これは、花火っていう種類でしょうか?

あじさいにもいろんな種類があるのですね〜☆


:お名前はわかりませんけれど、
  白や黄色や赤紫や。。。。
  とてもたくさん咲いておりましたのよ。


お参り道に沿ったお家にあった花壇には
たくさんのお花がたんせいこめて
植えられていました。

どの花もとても綺麗に花をつけていました。

めずらしい時計草が石垣の壁いっぱいに。


:もうすこし時間がたてば、
  あじさいの花も咲きますわねぇ。。。
  また 花の頃 きてみたいですわ☆





今回はあじさいは咲いていなかったけど、
茶処で素敵な花をみせていただいたし、
いろいろな花に出会えてよかったね^^

またあじさいが咲く頃
つれてきてあげられるかな?
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