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11月 南禅寺の紅葉姫  
紅葉の季節 紅葉まんじゅうを食べて龍田姫が降臨した紅葉姫となり、京都南禅寺を訪れました。
正応四年(1291)亀山法王により大明国師を奉じて開山された南禅寺は、日本の禅寺の中では最も高い格式を誇る寺院です。
紅葉は今が盛りとばかりに燃えるような鮮やかな色を放っています。



いつもどおり(?!)変化した

髪はワインレッドに(笑)


紅葉姫登場。。。

中門の向こうには紅葉が広がっています。

紅葉を愛でる人々でいっぱい。


紅葉に導かれた紅葉姫

境内はまさに今が紅のまっ盛り。

目に染みる紅と黄の饗宴



重要文化財の三門

歌舞伎で石川五右衛門が
『絶景かな』と見栄を切る
シーンに登場するという堂々たる門ですが、
実際は架空の話だとのこと。。。

うーん 登ってみたかったかも☆



三門を過ぎていくと見えてくるのが
琵琶湖疎水の水道橋(水路閣






平城京の西に位置する竜田山に棲む
秋の女神竜田姫
紅葉まんじゅうをたべた
にはいって紅葉姫となり、
紅葉と水路閣に呼ばれたようです。


五行説では西は秋に通じ、また平城の西に
位置する竜田山は古くから紅葉の名所として
有名だったため、女神が棲むと信じられた。
その山の美しさから、紅葉を紅く染める女神として
染色が得意とされた
by Wikipedia



竜田揚げの由来にも?(笑))






琵琶湖の水を運んだ疎水は
百年の時を刻んだいまも水をたたえています






赤い古びた煉瓦が異国情緒いっぱい


朽ちた雰囲気がローマの水道橋を
彷彿とさせます。。。





しばし百年前へタイムスリップ。。。



紅葉はまさに今盛りを迎え

紅葉姫もうっとり。


たまには女神も散歩したいらしい(笑)

天授庵は南禅寺の開山塔で、最も由緒ある寺院。

南北朝の趣を残す庭園散歩。



正面つきあたりは本堂前庭 すでに真っ赤な紅葉が





枯山水に紅葉の紅のコントラストがとても綺麗です


紅葉姫:
美しい庭じゃの。。。。



道なりにいくと池が広がり出島が。

水に移る紅葉の紅や黄も鮮やか

たくさんの鯉が悠々泳いでいました


紅葉姫:
今年は夏の終わるのが遅かったので
心配していたが

いつもとかわらず美しいの。。。




紅葉姫:
枯山水の無の美もよいが、
みずみずしい紅葉にも
心うばわれるのう。。。


紅染まる天授庵

ことのほか
紅葉姫の気に入ったようです。










(撮影は閉園前に滑りこみ、ほとんど人が
いなくなったところを超スピードで。

この後、夜間はライトアップされて
別料金での拝観となります)


陽もとっぷり暮れて
秋の日はつるべ落とし。


暗い上に方向音痴の
紅葉姫

迷った末に
洛北の瑞巌山 圓光寺へたどり着きました。




こちらは家康公が国内教学の
発展を図るため伏見に建立した学校が
基になっているとのことで
その昔実際の出版に使われた木活字が
現存、寺宝として展示されています。



「瑞雲の華」と名づけられた
光とシンセサイザーを駆使した光の演出を拝見。




夜の闇に浮かぶ紅葉もまた
趣は違えども 神秘的な美しさ














紅葉姫の2007年の秋は
こうして暮れてゆくのでした。。。













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素材提供Kigen

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2007.12.8作成