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5月20日  京都 花巡り  
夏のような日差しの天気に恵まれて、京都にやってきた蓮園一行、(園長)。
本日の藍の衣装は菖蒲が描かれた翡翠色の涼しげな小紋です。
本日最初の訪問先は、「葵祭り」で有名な
上賀茂神社。


京都は不思議な場所で、
人と神がごくごく近くに居る街。。。。

先日、葵祭りの行列が通ったばかりの大鳥居。

境内に曲水宴が催される綺麗な流れが。


ほとんどの社殿が重要文化財指定の
京都でもっとも古い神社のひとつ。



細殿(拝殿)前に立砂とよばれる
円錐形の盛り砂が二つ並んでいます。


ご神体が降臨したと伝える神社背後にそびえる
神山の山姿にちなんだものだそう。

この砂を家の鬼門にまいておくと
清められるとのことで、いただいて帰られる方が
たくさんおられるようでした。

上賀茂神社の前を流れる明神川の流れに沿って
社家町が並びます。


人を恐れる様子もなく、
つばめがたくさん飛び交っています!



ガーガーさんたちがいます。
綺麗な水ですね〜☆京都の川はどれも!



素敵なオブジェをおいた
古めかしいたたずまいのお店をみつけました。

:ごめんくださいませ。。。。(オズオズ^^;)

なにやら素敵なものがありそう。。。





素敵な陶器や和のお土産が並ぶ
和の情緒あふれる玄関をはいって
ついたての向こうに。。。。







明治時代から伝わる五月人形がお迎え。


:なんてりりしい端午の飾りなんでしょう


素敵なお馬さんがいます!
(園長は馬大好き☆)

どれをとってもすばらしい細工の
ふるめかしい五月人形でした。
大切に伝えられてきたんですね。





:りりしい武将様と鷹。。。
  足元には太刀が。。(うっとり)




藍は男らしいに弱いようです(笑)



3月にはやはり立派な御殿飾りの
お雛様が飾られるとか。。。



:楽しみでございますわねぇ♪

次は上賀茂の社家のひとつ、西村家庭園へ。

現存する社家の中では最も昔の面影をとどめる
庭園が残っています。


社家の前を流れる明神川の流れを
屋敷内に引き入れ、「曲水の宴」のための小川とし、
庭園を流れた後は川へ返す工夫が
ほどこされています。


屋敷に続く苔むした道は、この世とあの世をむすぶ道
をあらわしているとのことでした。










深々とした屋敷の奥には見事な庭園が。

新緑の中に色づいている楓もあります。







養和元年(1181年)に作園された庭園には
緑豊かな樹木の新緑がまぶしく映えていました。


池にはたくさんの錦鯉も。(写っていませんが^^;)




苔むした庭にちょっとだけ咲いていたあじさい。


次に向かったのは天然記念物の
自然に咲く杜若を観に

大田神社へと歩きました。




平安の昔からこの地に咲く杜若。


神山や 大田の沢のかきつばた 
  ふかきたのみは 色にみゆらむ

                五社百首歌  藤原俊成


杜若は「書付け花」といい、
その紫色で衣を染めたことに由来するとか。



大田の沢の杜若は紫がけむるようです。。。



藍もしばし杜若の沢にうっとり。


大田神社は上賀茂八摂社の境外摂社のひとつで
天鈿女命(あめのうずめのみこと)と
猿田彦命(さるたひこのみこと)をお祭りしています。

境内は静かな木立にかこまれ
大田の小路へと続いていました。

次に向かったのは京都府立植物園です。

初夏の公園には薔薇をはじめ、
いろんな花がいろとりどりにさいていました。


ここでは 杜若 花菖蒲 あやめ アイリス
みんな一同に咲いているんです!



:あったあった! 
   花菖蒲をみつけましたわ☆
   花の付け根が黄色いのが菖蒲。







:次は杜若。 
   杜若は花の付け根が白いですわね☆




ここの杜若は黄色い色をしています。

大田の沢とずいぶん印象が違いますね〜☆



:ここにはあやめ^^
   あやめの花の付け根は黒い筋が
   はいっていて、虎縞みたいなのですわ









:アイリスはとても薫り高くて
  花びらも豪華ですわねぇ☆



ひときわ芳香を放つアイリスの花壇


海外で改良されて
華やかな花びらを装っています。


:今日はいろんなところに
   いきましたわね〜☆
  
 おかげで杜若、花菖蒲、あやめ 
   アイリス。。。とグランドスラム達成
   してしまいましたわね(違)





京都の花巡りは杜若にはじまって
アイリスで幕を閉じたのでした。



 お疲れ様!(^^)


また、みんなで綺麗な花をおっかけようね☆
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